総務の部屋
隔週金曜日UPするのでお楽しみに！
心を揺さぶる言葉 series-10
2021-07-09
～ 人は一般的に、内容よりも外見で判断する。内面を判断できる洞察力をもつ者はまれである。～
ニッコロ・マキャベリ（ニッコロ・マキャヴェッリ）（1469年～1527年）は、イタリア・ルネサンス期のフィレンツェで生まれた政治思想家です。フィレンツェを支配していたメディチ家が失脚後、29歳の時にフィレンツェ共和国の書記官長となりました。共和国の政治運営を支えましたが、1512年にメディチ家が復権すると44歳で免職となり、山荘に隠遁します。それからは復職の野望を胸に執筆活動を行い、『君主論』『政略論』『戦略論』をはじめとする多くの著作を残しました。
「人は見た目が9割」と言われる通り外見はとても大事ですよね。
表情・所作・髪の毛・肌の質感・化粧・身につけているもの等々色々ありますが、
その中でも「姿勢の良さ」は、身体面・精神面に大きく関係していて
ある調査によると、
「猫背の女性は実年齢よりも老けて見える」と91%の女性が感じたそうです。
他にも、若々しく見える理由についての回答は
「姿勢が良いから」(74.1%)
「体のバランスが良いから」(71.7%)
が最も多く、
「痩せているから」(38.4%)
を大きく上回る結果となったようです。
確かに老けて見えるどころか、片肘ついたり机にもたれかかっている人を見ると
態度が悪く見えたり、心も身体も疲弊しているように見えてしまいます。
姿勢を良くすることで、得られるメリットは次の通りです。
★肩こり・腰痛が楽になる。目の疲れや頭痛が軽くなる。
(身体の重心が安定し、筋肉や関節の緊張がとけ血流が良くなるため)
★ 痩せやすい身体になる。
(骨盤が正常な位置になることにより内臓も正常な位置になり代謝が上がるため)
★自律神経のバランスが良くなりストレスをうまく解消できる。
(呼吸が深くなり交感神経と副交感神経のバランスが安定するため)
★集中力が上がる。
(脳に適切な量の血液が送られるため、脳の働きが良くなるため)
みなさん試しに今、背伸びをしてみてください。
頭がスッキリしませんか?
仕事の合間にストレッチや背伸びを深呼吸と合わせて行う習慣を付けると
いつの間にか見た目の印象も変わっているかもしれませんね。
「日本人は世界一座りすぎている」と調査報告されるほど1日の60%を
座って過ごしている私たち日本人。
私たち総務部も椅子に座って事務作業をしている時間が多いです。
最近ではスタンディングデスクを採用しているオフィスも出てきているほど、
長時間座ることは健康面では良くありません。
そこで、座っている時の美姿勢ポイントを5つマスターしてインナーマッスルを鍛えてみましょう。
① 椅子に深く腰掛け、骨盤を立てる
(おしりを背もたれに密着させ、体重が坐骨の左右均等にかかるよう座る)
② 背もたれにもたれかからない
(まっすぐ伸びた背筋を意識する)
③頭を身体の真上におく
(頭頂部が天井から糸で吊るされているイメージ)
④左右の膝とかかとをくっつけて、膝下をまっすぐにおろし足裏を地面につける
(膝を曲げる角度は90度を意識して、どうしても膝が開いてしまう時は物を挟むと意識が強くなる)
⑤肩を丸めず、すくめない
(肩よりも肩甲骨同士を引き寄せリラックスして呼吸しやすい事を意識する)
ついつい楽な姿勢になりがちですが、たかが姿勢と思わずにこれを機に姿勢を見直して
心も身体も健やかに．．．。
総務部Ｓ
