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定年退職…
2018-02-05
先月1月27日、68歳の誕生日を前に22年間ダンプ運転手として働いてくれたMさんの最後の出勤日となりました。
夕方仕事を終え事務所に戻りいつものように階段を上る後姿から、色んな想い出があふれ、なんだか淋しい気持ちになりました。
数年程前、建設業界ではバタバタと倒産の波が押し寄せ、弊社でも経営の危機が迫っておりました。
今は亡き先代が悶々とする中、Mさんはこう言ったそうです。
「社長、何でもやりますから働かせてください!!」
最後の最後までそういう気持ちを持ち続け、働いてくれたような気がします。
いつも孤独な経営者にとってMさんの言葉は心に沁み、強い支えとなったことでしょう。
Mさんはとても穏やかで誠実で、着実に仕事をする人でした。
運転手としては、安全運転の模範的存在となり、安心して仕事を任せられました。
社内ゴルフ部の一員としても、春夏秋冬仲間と元気にホールをまわりました。
本日は、そんなMさんと長年支えてくださった奥様へ感謝の気持ちを込め感謝状と記念品が送られました。
22年間、本当にお疲れ様でした。
これからは趣味や旅行などでこれまで以上に元気で充実した日々を過ごされますよう社員一同祈念しております。